当院のご紹介

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福岡県済生会二日市病院のご案内

地域医療支援病院として地域に貢献していきます

 令和2年4月より間野正衛先生の後を受け、済生会二日市病院の院長を拝命いたしました壁村と申します。大分県日田市に生まれ、昭和57年に順天堂大学医学部を卒業し、直ちに九州大学第3内科(現在の病態制御内科)に入局しました。平成5年より済生会福岡総合病院に19年間在籍、その間約11年間を副院長としてお世話になりました。その後6年間、福岡市医師会成人病センター(現在 福岡大学西新病院)院長として運営に携わり、平成30年4月より当院に院長代行として入職いたしました。診療分野は消化管を主体とした消化器内科です。内視鏡検査やポリープ切除、がんの内視鏡治療的治療には開発早期より携わり、通常の検査で異常がないにもかかわらず腹痛や下痢・便秘など消化器症状を有する機能性消化管障害の病態や治療を専門としています。

 

 診療以外として、済生会福岡総合病院時より病診連携など医療連携に力を注ぎ、福岡市医師会理事として急患センターや新型インフルエンザ対策、特定健診やがん検診など地域医療・福祉を担当させていただき、その中でも福岡メディカルコントロール協議会会長や福岡市救急病院協会理事として救急医療に関わってきました。福岡市医師会成人病センターでは、積極的に経営改善に取り組み、経営の安定した状態で福岡大学西新病院に引き継いで参りました。

 

 平成30年4月より2度目の済生会病院です。済生会福岡総合病院でのご恩をお返しできることは大変ありがたく思っています。済生会は医療から福祉まで切れ目のない支援事業を提供できる日本最大の医療福祉団体であり、無料・低額医療を積極的に行う医療機関です。当院も二日市医療福祉センターの中核病院として済生会「らしさ」を感じ取っていただける病院と思います。スピード感を持ち粘り強く前進すること、失敗を恐れず、変化することを恐れず取り組むこと、また面白く仕事ができる環境を作り出すことで多くの優秀な人材が集まる環境を作り出し、済生会「らしさ」を大いに発揮したいと考えています。地域に求められるニーズやウォンツを敏感にキャッチし、地域医療関係の方々や行政機関との連携をさらに強化することで、当院済生会二日市病院が地域にとって価値ある病院として貢献できるよう希望するところです。

 

 皆様の今後の一層のご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。