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臨床研修医募集

臨床研修の概要

病院長 壁村 哲平

診療統括部長 宮川 貴圭(臨床研修管理委員長)

 

研修プログラムの特色

 年間3,500台前後の救急車搬入症例と、多数の徒歩来院の救急症例を基に救急の初療から習得します。

当院では、殆どの症例の処置・治療が可能であり、3次病院に転送するのは1割以下の症例です。幅広い

患者層を診察することが可能で、循環器内科・消化器内科・腎臓内科・肝臓内科・呼吸器内科・神経内科

外科・脳神経外科・整形外科・呼吸器外科・皮膚科・放射線科・麻酔科などの専門スタッフの指導の下で

幅広い臨床技術の習得ができます。

 

【ゆっくり】

 当院では、医師として必要な医療技術の習得はもちろんですが、医療人としての人格作りを2年間の

研修期間を通じてゆっくり時間をかけて取り組んでいきます。患者さんに対しては人間的なふれあいを

大事にし、こころの通った医療の大切さを知っていただきたいという思いでふれあう機会をたくさん

設けています。

また、医療チームとして他の職種とのコミュニケーションの大切さも教育していきます。

 

【じっくり】

 研修スケジュールは厚生労働省の到達目標に配慮しながら、研修医の希望に配慮し目標を達成できるよう

じっくり教育していきます。

 

【たしかな研修】

 指導医によるマンツーマンの指導体制を基本にて、プログラム責任者と協議しながら研修医にあった

プログラムを確実に実行していきます。

当院独自の研修内容

① 少人数の研修医を全医師が教育するという研修体制

② 地元医療圏の中核救急2次病院であるために多種多数の患者さんの診察が可能である

③ 積極的な学会及び研修へ参加及び発表のバックアップ体制

④ 上級医・指導医の教育に力を入れている(臨床研修指導医講習会修了者22名)

研修スケジュール概要

研修科の順番は臨床研修管理委員長と研修医の話し合いで行います。

1年目  

     内科    24週

     救急    12週

     外科  4週

     麻酔科 4週

2年目

     産婦人科 4週・・・久留米大学病院

     小児科  4週・・・福岡大学筑紫病院、久留米大学病院

     精神科  4週・・・福岡県立精神医療センター大宰府病院

     地域医療 4週・・・杉病院、樋口病院

     一般外来 4週・・・杉病院、樋口病院

 

     選択科目(循環器内科、消化器内科、腎臓内科、糖尿病内科、肝臓内科、脳神経内科、外科、

     整形外科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科)  

     久留米大学(心臓血管外科、呼吸器外科、肝・胆・膵外科、乳腺・内分泌外科、小児外科、小児科、

     心臓・血管内科)

    久留米大学病院(呼吸器・神経・膠原病内科、消化器内科、心臓・血管内科、腎臓内科、

           内分泌代謝内科、血液・腫瘍内科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺・内分泌外科、

    肝臓・胆嚢・膵臓外科、消化管外科、小児外科、麻酔科、高度救命救急センター、小児科、

    産婦人科、精神神経科、整形外科、形成外科・顎顔面外科、脳神経外科、皮膚科、眼科、

    泌尿器科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、放射線科、病理診断科、

    がん集中治療センター、感染制御科、外科系集中治療部、臨床検査部)

 

認定施設

日本内科学会 認定(教育関連病院)

心臓血管外科専門医認定機構 関連施設

日本消化器病学会 専門医制度認定施設

血管内レーザー燃灼術実施・管理委員会

下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施施設

日本消化器内視鏡学会 指導施設

日本ステントグラフト実施基準管理委員会

腹部ステントグラフト実施施設

日本消化管学会 胃腸科指導施設

浅大腿動脈ステンドグラフト実施基準管理委員会

浅大腿動脈ステンドグラフト実施施設

日本呼吸器学会 連携施設

日本呼吸器外科学会(呼吸器外科専門医委員会)

専門研修連携施設

日本循環器学会 循環器専門医研修施設 日本整形外科学会 研修施設
日本不整脈心電学会 不整脈専門医研修施設

日本脊椎脊髄病学会 椎間板酸素注入療法実施可能施設

日本高血圧学会 専門医認定施設 日本脳卒中学会 研修教育施設
日本心血管インターベーション治療学会 研修関連施設 日本脳卒中学会 一次脳卒中センター(PSC)
日本心臓リハビリテーション学会 研修施設 日本神経学会 教育関連施設
日本外科学会 専門医研修施設 日本泌尿器学会 専門医教育施設
日本消化器外科学会 専門医制度指定修練施設(関連施設) 日本医学放射線学会 放射線専門医修練機関
日本がん治療認定医機構 認定研修施設 日本麻酔科学会 麻酔科認定病院
日本膵臓学会 指導施設 日本人間ドック学会 会員施設
日本胆道学会 指導施設

全国健康保険協会(協会けんぽ) 特定健診実施機関(A機関)

日本腹部救急医学会 認定施設 日本病理学会 研修登録施設
JSPEN 日本静脈経腸栄養学会 NST稼働施設 久留米大学教育関連病院

 

臨床研修病院年次報告書

臨床研修病院年次報告書は以下のリンクからダウンロードしてください。
先輩研修医の声

梅元 崇志(令和2年度入職)

 このページを見てくださった学生の皆さん、こんにちは。研修医2年目の梅元崇志です。医師になるためには、OSCE、卒業試験、国家試験という大きな山を乗り越えなければいけませんし、昨今は新型コロナウイルスの関係もあり見学も思うように出来ていないことでしょう。そんな中で当院のことに興味を持ち、ホームページをご覧頂けたことに感謝申し上げます。当院の研修システム等については、他の研修医がとてもわかりやすく説明してくれていますので、自分が最初に研修した診療科での出来事を振り返りつつ述べたいと思います。
 私も2年前に当院を見学した折に、研修医の先輩や各科の先生方が気さくにお話しをしてくださってとても雰囲気が良かったことで当院の研修を決めました。そして実際に勤務してみて、その感覚に間違いはなかったと感じています。
 私は呼吸器内科から研修をスタートさせました。日々忙しい中でも、それぞれの患者さん毎に適切なAssessmentやPlanを考える時間を与えてもらったり、手技を経験させて頂いたりしました。短時間で終わるような仕事でも私の成長の為に任せて下さり、時には適切な助言を頂き、時には辛抱強く私が答えを出すまで待って下さったりしました。他病院で研修している同期と話をする機会がありましたが、研修医1年目にしては明らかにより様々な実務を経験できたことは間違いありません。その分楽な1年ではありませんでしたが、医師というのはこうあるものだというのを近いところで享受できたように感じています。当院は研修医がいる病院としては大きくありませんが、その分患者さんとじっくり関わることが出来ますし、日々の仕事の中での疑問点、例えば学生時代には全く手がつけられなかった薬剤の分野などもその日の内に調べて解決できるだけの時間的余裕もありますので、恵まれた研修環境だと思います。平日には仕事に集中し、休日には自分の時間を大切に出来る、そんな病院です。
 もし、あなたが済生会二日市病院で研修することになったら、共に頑張りましょう。国家試験合格を心よりお祈りしています。
 

惠濃 大輔(令和2年度入職)

 研修医2年目の恵濃です。このページの研修プログラムの特色の中で、当院独自の研修内容として『少人数の研修医を全医師が教育するという研修体制』と書かれていますが、私は、これがこの病院の最大の魅力だと考えています。

 4月は消化器内科から研修が始まりました。病棟では、それぞれの先生方の患者さんを担当医として一緒に受け持ちます。どの疾患でも基本的な治療方針は変わらないかもしれませんが、様々な先生方の方針を聞き、時に議論しながら、一緒に患者さんと関わっていきます。そのプロセスの一つ一つが、駆け出しの医師にとってはとても貴重な時間です。また、カルテ記載から診療情報提供書や退院時サマリーの書き方など、診療以外の業務に関しても丁寧に指導してもらえます。毎日が多くの学びで溢れています。

 当直には、内科当直、外科当直、循環器当直の先生と一緒に入りますが、ここではローテートしている科は関係ありません。研修医の経験値に繋がりそうな症例であれば、「一緒にやろうか」と先生方から声をかけてくださることも多々あります。最初はできないことも多いですが、その度に丁寧に指導してもらえます。そして、また次のチャンスがすぐに巡ってきます。研修医が1学年4名と少人数であることに加え、『研修医を全員で育てる』という理念が病院全体に浸透しているからこそだと思っています。

 学生から社会人になると、急な環境の変化に戸惑うことも多いと思います。また、新しい環境に入れば、そこに馴染むためにそれなりの時間が必要です。この病院は、そういった側面もしっかりと考慮してくれます。例えば、当直は5月までは準夜勤として23時までの勤務で、救急外来の雰囲気に慣れることを優先します。したがって、本格的な当直業務は6月から。このシステムによって、よりスムーズに、無理なく当直に入ることができるようになっています。また、4月、5月は新人の看護師と一緒にいくつかの講義も用意されています。本格的な業務に入る前のオリエンテーションとして、医療人としての心構えや姿勢はもちろん、基本的な手技を学ぶいい機会となっています。ここにも、研修医を大事に育てていこうという病院の姿勢が現れていると思います。

 学生時代の病院見学で、研修医と上級医の“距離の近さ”を感じました。消化器内科以降、循環器内科、救急科とローテートしていますが、どの診療科でも変わらず各先生方が、研修医を気にかけてくださり、毎日、手厚いサポートと指導を受けています。あの時感じた“距離感”を実感しながら仕事をする日々です。ぜひ一度見学にきて、済生会二日市病院を体感してください。きっと、ここで働きたいと思ってもらえるはずです。

 

 

中野 友輝(令和3年度入職)

長崎大学卒で研修1年目の中野友輝と言います。九州大学病院の協力病院-九大病院プログラムの1年目として済生会二日市病院を選びました。4〜5月は呼吸器内科、6〜7月は消化器内科で研修を行いましたが、この4ヶ月間で学んだことやアドバイスできることを書きたいと思います。

まず、研修医の基本的な業務はカルテの記録、回診、治療方針の確認・提案・修正、処方のオーダーや指示出し、入院から退院までの書類作業、問題発生時の対応と上級医への報告、急患搬送時のファーストタッチなど多岐に渡ります。最初は右も左もわからないでしょうが、これらは実地でひとつひとつ学んでいくことになります。

ところで、皆さんは研修病院を選ぶ際にどんなことを重視していますか。当院でできることもあればできないこともあります。多くの病院を見ているとどこを選べばいいかわからなくなる人もいると思います。私はどこにいても学ぶ姿勢さえあれば、どこを選んでもいいと思います。なぜなら、どの病院を選んでも自分で学ぼうとしなければ結局はその病院の良さを活かしきれないからです。

最後に、当院の魅力をお伝えします。当院は急性期医療を担っており多くの高齢患者が入院されますが、その分基礎疾患が多く内科的に考えるべき問題点が山ほどあります。それら全てに対応する必要の有無と理由を考えるのは非常に骨が折れますが、とても勉強になります。

以上、医師として働き始めてまだまだ駆け出しですが病院紹介をさせていただきました。コロナ禍で病院見学がままならない状況だと思いますが、当院はzoomでの見学も行っていますので是非活用してください。マッチングと国家試験の対策で忙しいでしょうが、残りの学生生活もしっかり楽しんでください。

 

2024年度初期研修医募集

研修医募集人数 2名
募集必要書類 履歴書、卒業見込証明書、成績証明書、共用試験医学系CBT(※本試のみ)個人別成績表(写)
※履歴書の書式は当院指定(A4版2枚)のものに限る
※上記書類を郵送するか、当院まで直接持参ください
※2023年7月21日(金)必着
選考方法 面接試験・小論文
選考日程 2023年7月27日(木)、8月3日(木)
処遇
勤務 常勤研修医
基本的な勤務時間 8:30~17:00(時間外手当及び休日手当有り:社内規定に準ずる)
当直勤務 月に4回程度(当直手当有り)
有給休暇 1年次:20日、2年次:20日(夏季休暇・年末年始休暇有り)
研修医室 有り
保険 全国健康保険協会管掌健康保険、厚生年金保険
医師賠償責任保険 病院にて加入
健康管理 健康診断:年に1回(深夜業務及び放射線業務者は6ヶ月に1回実施)
住宅 宿舎なし(住宅手当上限28,000円:社内規定に準ずる)
給与・賞与 給与 1年次:月 300,000円      手当 通勤手当(上限55,000円)
   2年次:月 310,000円      当直/日直/半日直手当(別途支給)
   賞与 年2回       ※令和2度実績 総支給額 約470万円

病院見学応募要綱

病院見学をご希望の方は下記の問い合わせ先にご連絡下さい。

問い合わせ先

〒818-8516

福岡県筑紫野市湯町三丁目13番1号

社会福祉法人恩賜財団済生会支部福岡県済生会二日市病院

Tel(092)923-1551 Fax(092)924-5210

e-mail:a-hayashi@saiseikai-futsukaichi.org

担当 診療支援室  室長 林 克美