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目の前で人が急に倒れたとき、それが心停止によるものならば、何もしないと1分
毎に約10%づつ生存の可能性が失われていきます。
その場に居合わせた人が救命処置の講習を受けていれば、命を守るために先ずしなけ
ればならない処置を施すことができ、約6分後には救急車が助けに来てくれます。
居合わせた人が行う迅速な心肺蘇生は、心肺停止患者の生存に関して他のどのような
処置にもまして決定的な力があります。
救命処置には、医療関係者でない一般の方でも行える一次救命処置(BLS:Basic Life Support)と医療関係者が行う二次救命処置(ACLS:Advanced Cardiovascular Life Support)があり
ます。
これらBLS・ACLSを学んでいただく講習では、人形を使い、不整脈のシュミレーターを用いて実際に何度も体を使って心肺蘇生を体験していただきます。
現在当院では、BLSの講習を毎週金曜日に行われている心臓病教室の第6回目の講義で患者様とご家族向けに行っております。BLS講習では人工呼吸・心臓マッサージによる心肺蘇生法から除細動(いわゆる電気ショック)まで行う訓練を受けていただきます。
BLS講習は都合により受講者数に制限を設けております。受講ご希望の方は4階病棟看護師もしくは内科外来看護婦までお尋ね下さい。
医師・看護師その他の病院スタッフに対してはACLS講習を行っております。実際の心肺蘇生の臨床現場を再現し、アメリカ心臓協会が推奨する国際標準の方法で気管挿管・薬剤投与・除細動といった高度な救命処置法を繰り返し行います。患者様に安心していただけるよう一層のスタッフのレベル向上を目指しております。
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