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放射線科のご紹介
スタッフ紹介
氏 名 | 西村 浩(にしむら ひろし) |
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出身大学 | 昭和55年 久留米大学卒 |
専門分野 | 放射線科 |
資 格 | 医学博士 久留米大学医学部客員教授 日本医学放射線学会放射線診断専門医/研修指導者 |
氏 名 | 岩本 良二(いわもと りょうじ) |
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出身大学 | 平成12年 琉球大学卒 |
専門分野 | 放射線科 |
資 格 | 医学博士 日本医学放射線学会放射線診断専門医/研修指導者 日本インターベンショナルラジオロジー学会IVR専門医 |
氏 名 | 小路 優輝(しょうじ ゆうき) |
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出身大学 | 平成30年 久留米大学卒 |
専門分野 | 放射線科 |
資 格 |
非常勤医師
久原 麻子(放射線診断専門医、専門分野:全般)月曜日午前
近末 智雅(放射線科専門医、専門分野:全般)水曜日午前
内山 雄介(久留米大学放射線科准教授、放射線診断専門医、専門分野:神経)水曜日午後
佐土原 順子(放射線診断専門医、専門分野:胸部)水曜日午後
長田 周治(久留米大学放射線科講師、放射線診断専門医、専門分野:骨軟部)木曜午後
長町 茂樹(福岡大学病院教授、放射線診断専門医、専門分野:RI)毎週土曜(日曜の場合あり)
一般の方、開業医の先生方へ
当院の放射線科は、2004年10月に常勤1名でスタートし(それ以前は非常勤体制)、2005年4月より常勤2名体制となり、2006年10月より外来診療を正式に開始しました。当院における放射線科の業務はCTやMRIの画像診断を行う診断部門、放射性医薬品を用いて脳や心臓の機能、悪性腫瘍の転移などを調べる核医学(RI)部門、画像下治療(インターベンション)から構成されています。当院では画像診断と画像下治療を2階の画像センターで行っており、核医学(RI)検査は地下1階のRI室で行っています。患者さんの立場に立ち、できるだけ低侵襲(体に優しい)な検査で、病気に関する有益な情報を効率的に患者さんや担当医に提供できるように努めています。
画像下治療はX線透視下で血管内に造影剤を流すことで血管の描出を可能にする血管造影装置を用いて様々な病気の治療を行うもので対象疾患は多岐にわたります。当院では複数科の医師(脳外科、循環器内科、消化器内科、腎臓内科、血管外科など)と15名の診療放射線技師が協力して業務を行っています。
画像診断に関してはCTやMRIで全身の検査を行っていますが、専門分野のひとつである軟部腫瘍をはじめとした腫瘍診断には特に力を入れています。なお、診断部門については日本医学放射線学会の放射線科専門医修練機関に認定されています。
CT検査について
当院では2017年8月末より320列CT装置(Canon社製)が稼働していますが、2021年12月に80列CT装置(Canon社製)が救急部の隣に新たに設置されました。これは新型コロナウイルス感染拡大に伴い、発熱患者の検査導線を改善する目的で導入されたものです。発熱のある患者さんがCT検査を受けた場合、病変の有無に関わらず感染拡大防止のため検査室を20分以上換気する必要があり、予約患者さんにも関わらず多少の検査待ち時間が生じていました。今回の2台目のCT導入により予約患者さんの待ち時間短縮が期待されます。また旧型のスキャナーに比べて画像のノイズ(我々はアーチファクトと呼びます)が少なく、従来の320列CT装置にも引けをとらない画質を担保しています。救急疾患をはじめあらゆる病気の診断に威力を発揮することが期待されます。
従来のCTはこれまで同様に多彩なアプリケーションを導入しており、骨や金属からのアーチファクト除去、必要に応じて腹部臓器(嚢胞腎など)の容量計測や内蔵脂肪/皮下脂肪の体積表示などを行っています。
MRI検査について
MRI装置は3.0テスラ機と1.5テスラ機の2台体制(ともにPhilips社製)で、最新のアプリケーションソフト(例:頚椎や腰椎の神経根の描出が可能な「Nerve VIEW」)導入などアップデートも可能な限り行って、より詳細で良好な画像が提供できるように努めています。また当院はMRI対応ペースメーカーを装着された方に対するMRI検査も実施しています。この場合は条件付きMRI対応ペースメーカーの事前確認が必要となりますので放射線部までご相談下さい。
核医学(RI)検査について
全身用装置1台と2016年より導入された心臓核医学専用機(D-SPECT)の2台体制で運用を行っています。
全身用装置では前立腺癌などの骨転移検索、パーキンソン病や認知症の診断、頸動脈狭窄の影響を調べるための脳血流検査などを主に行っています。
topics
これまで使用してきた全身用の核医学診断装置(ガンマカメラ)が老朽化したため、2023年9月に新たな装置(シーメンス社製:Symbia Evo Excel)を導入しました。これによりカメラ本体性能の向上による検査の質の向上が期待でき、撮像速度の向上による患者さんへの負担軽減にもつながるものと考えています。